健康の5大要素【笑顔】
- 児嶋俊樹
- 2020年7月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月15日
笑顔、これは笑う顔ということです。昔から「笑う門には福来る」など、笑うということは良いことが起きると言われています。ただ、健康との関係性がどうなのか?これには疑問に思う方も多くいるのではないでしょうか。
皆さん病気がどうして起こるのかは何となく知っていると思いますが、これは外部からウイルスやバクテリアが侵入し体の免疫細胞と戦った結果、その勝敗や経過によって発病するかしないかで決まります。では、免疫細胞とは一体どこで作られ何を指しているのでしょうか?
そのことを少しずつ解説していきましょう。
まず、免疫細胞の中の顆粒球やB細胞を作る場所が胎児期と生後では異なります。胎児は肝臓、生後は骨髄がメインでこれらの細胞を作ります。これら以外のT細胞は胸腺という胸の中心にある臓器によって作られます。そして、笑うこととこれらの免疫細胞の増加について調査した論文が1990年代後半から多く発表されてきました。
それを受けて医療系のテレビドラマなどで重度の患者さんに対して笑いを取り入れているシーンが増えてきたのだと思います。NK(ナチュラルキラー)細胞の数が増加した、CD4/8比率が変わったなど、一体何のことを言っているのか分からないと思いますが、笑うことと免疫細胞の変化に関係があるということを説明している内容になります。
難しく考えるよりも、怒っているより、悲しんでいるよりも笑っている方が良いエネルギーが体に巡りそうな気がするし、この写真の子どものように心から笑える世の中であることを願っています。

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