究極の寝室って?
- 児嶋俊樹
- 2021年1月13日
- 読了時間: 1分
人生の1/3を占めている睡眠について、私も目から鱗の内容だったのでこの本を紹介します。レム睡眠、ノンレム睡眠や寝室の環境、眠るための音楽、枕、布団など睡眠に対して様々なことを調べてきました。けれど、住んでいる家、寝ている部屋そのものまでは正直考えていませんでした。この作者の方はアトピーや喘息などの症状で悩んでいる方のために健康で生活を送れる家を提供することを20年以上継続されています。昨年、究極の寝室と言う名前で有名になったハウスメーカーです。最近の家には安いプラスチック製品や合板、壁紙などからホルムアルデヒドが出ています。それらを継続的に摂取することで体が異常な反応を示すことが分かってきています。この本にはそれを出来る限り減らすために家にどのようなことが必要なのか、また、質の良い睡眠がどのような利益を生むのかを分かりやすく書いています。文中にもありますが、東大出身者は他の大学生よりも睡眠時間が長いことが分かっています。無理に時間を削って勉強するより、よい環境で必要な時間を眠ることの方が頭にとっても大切なことなのでしょう。体は寝ている間に回復します。その環境をより良いものにしましょう。

Comments